めまいには、からだが一瞬ふわっと浮いたように感じたり、揺れているように感じる「浮動性のめまい」と、天井などがぐるぐる回って見える「回転性のめまい」があります。主な原因は、自律神経の乱れによるもので、疲労や睡眠不足、ストレスなどが引き金になることがあります。
仕事中や外出中などに、突然めまいが起きた場合は、イスに腰掛けるなどあわてずに安全で楽な姿勢をとり、症状がおさまるのを待ちましょう。
また、めまいはメニエール病(回転性のめまいが起こる)や内耳の病気でも現れます。耳鳴りや難聴をともなうような場合は、耳鼻咽喉科や神経内科を受診しておくと安心です。
この時期にはさまざまな症状が現れるために、そのすべてが更年期によるものと決めつけてしまいがちです。じつは別の病気だったということもありますから、からだや心の不調を感じたら、まず更年期によるものかどうかを確認することが大切です。
更年期の症状は非常に多彩で、日によって症状がコロコロ変わったり、いくつもの症状が重なって起こったりしますが、原因はすべて同じです。
卵巣機能の低下から女性ホルモンの急激な分泌量低下による自律神経の乱れで起こるのです。
一つ一つの症状に対しては対症療法を行います。(冷えには手足を温めるような冷え対策、頭痛には鎮痛薬を服用するなど)さらに自律神経のバランスを整えることを心がけ、常にリラックスした状態を意識します。
また、この時期に一番大切なのは、日常生活の改善、つまり食事、運動、休息といった基本的なことがとても重要です。
今までの生活を振りかえり、生活習慣を改善しましょう。
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