監修:東京女子医科大学附属東洋医学研究所 所長 教授 木村容子先生
水分をがぶ飲みしないようにしましょう。少しずつ口に含ませ、飲みすぎないように、のどを潤す程度の「のど八分目」に抑えるようにすると良いでしょう。
吸湿性のある薄手の腹巻をつけて、じかに胃腸部分をあたためるのも効果的。シルクの素材なら、1年を通して使えます。
生ものや生野菜、果物(特に南国原産のもの)などは、胃腸を冷やすこともあるので、食べ過ぎに注意しましょう。冷たい飲み物は、「氷なし」に。温かい飲み物、スープ、お鍋料理などで体の中から温め、胃腸をケアすることも効果的です。また、遅い時間の夕食は、胃腸の働きを低下させます。規則正しい食生活を心がけましょう。