ルビーナは、血のめぐりを良くしてからだを温める「四物湯(しもつとう)」と、
水分代謝や乱れた自律神経の働きを整える「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」の
2つの処方を組み合わせた、漢方処方「連珠飲」に由来した漢方薬です。
ルビーナは、医師の診断のもと、更年期障害などによる症状のある方に服用いただき、
臨床試験で効果が確認されています。
1週間の服用で79.2%※2、3週間の服用で95.4%※3の改善率が認められました。
(出典:医薬品製造承認申請資料)
更年期障害などによるホットフラッシュ(ほてり、のぼせ)、冷え症など12の症状において効果が確認されています。
(出典:医薬品製造承認申請資料)
漢方処方とは、原則2種類以上の生薬が組み合わされています。その組み合わせは長い年月をかけて幾通りも試され、
最も良い組み合わせとして受け継がれ、名前をつけられたものが現在の漢方処方です。
つまり、生薬の最適なブレンドを追及したものが漢方処方なのです。
「連珠飲」は、その漢方処方を2つ組み合わせて作られた漢方処方。
なぜ、組み合わせているかというと、漢方医学には合方(がっぽう)という考え方があり、
一定の原則に従って2種類以上の漢方処方を組み合わせることで、複雑な症状に対応できると考えられているからです。
連珠飲が更年期障害に優れた効果を発揮するポイントは、2種類の漢方処方を組み合わせ、
複雑な更年期の症状に対応できるよう考案された漢方処方であるからといえます。
[9錠(1日服用量)中の成分含有量]
連珠飲エキス 3,150mg
トウキ | シャクヤク | センキュウ | ジオウ | ブクリュウ | ケイヒ | ソウジュツ | カンゾウ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1,500mg | 1,500mg | 1,000mg | 500mg | 2,000mg | 1,500mg | 1,500mg | 500mg |
ルビーナは、体力中等度またはやや虚弱な方のための漢方薬。
通常の生活をするのに差し障りがない位の体力、
または少し体力に自信のない方におすすめです。
漢方の適応となる体質傾向を一般的に理解しやすい言葉で5段階
(体力が充実、比較的体力がある、体力中等度、やや虚弱、体力虚弱)に分けて効能に追記しています。
なお、これら体力についての表現ですが、「体力が充実=体ががっちり、胃腸が丈夫、体温が高い」、「虚弱=胃腸が弱い、冷えやすい」
という表現でいうこともできるといわれています。
女性ホルモンのバランスが乱れる更年期はさまざまな不調が起こりやすく、
更年期障害の不調を訴える女性の多くは、肩こり、頭痛、のぼせ、冷え、ふらつき、イライラなど、
同時にいくつもの症状に悩まされています。
漢方は、体全体のバランスを整えることで不調を改善するのが特徴。
体全体の調子が整うことで、一つの症状だけでなく複数の症状が改善されることもめずらしくありません。
そのため、複数の症状が同時に現れたり、日によって症状が変化しやすい更年期障害は、漢方の得意分野といえます。